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[ウェイトトレーニング]  [サプリメントと食事]  [演奏クオリティの為の ウェイトトレーニング ]  







長時間の演奏と体力づくりの密接な関係を
ジャズピアニスト 加藤英介が語る。





 私はジャズピアニストだ。  主に都内や東京近郊の、ライブハウスやレストラン、 バーなどで演奏しギャラをもらって生活している。  ひとりで演奏する時もあれば散人のグループでの演奏、 ビッグバンドのように20人ものメンバーによる演 奏もある。  ライブハウスでは、気兼ねなくやりたいものを思い切り演奏する傾向にある。
ピアニストにとって、ピアノ、コントラバス、ドラムスから なるトリオで、 納得の行く演奏を繰り広げることは、至上の喜びである。  しかしそれは決して簡単なことではない。  達人はたった3人で、 オーケストラにも負けないダイナミズムや 奥行きを持った演奏をする。  色彩豊かなその演奏からは、 音楽への深い愛情と理解、 厳しい修練の跡、職人としての豊かな経験とアイデア、 人生、 そして芸術に対する強固な信念などを感じ取ることが出来る。  だから我々は日々努力する。
音楽家であればその人の演奏や作品は、彼の人生そのものだ。  彼がどう感じ、 何を選択してきたかがその晩の演奏に表れている。  ある晩の演奏とは、ちょうど写真のようなもので、 たとえ本人が否定しようが、 好調不調も含めて、 今現在の彼を正直に写し出しているのだ。
また我々は、ひとりひとり全く別の、 1本ずつの道をひたすら歩んでいる。  私から見れば、 100m走を走る選手たちのコースでさえ、 1本1本が全く独立した道に見えてならない。  つまり、我々はひとりひとり全く違った存在である以上、 常に自分の道においてのみ、 ベストを尽くす以外方法はない訳であり、 言い古された表現ではあるが、 “最犬の敵は自分” であるということを強く感じざるを得ないのだ。

 ところで私は、 ちょっとばかり熱心なウェイトトレーニング愛好家でもある。  僭越ながらジャズピアニストである私の、 ウェイトトレーニングとの付き合いを 少しばかり話させていただきたい。
私は今までの人生を通じて 決して優秀なスポーツマンではなかったが、 身体を動かしたり鍛えたりすることは好きだった。  10代の頃、 明日のジョーにあこがれてボクシングジムに通ったりしたが、 今思えば私が熱を入れたのはむしろ、 腕立て伏せや腹筋などの補強運動だった。  腕立て、腹筋、背筋、ヒンズースクワットを 100レップス、5セットも、 何かあっても毎日続けた。  20代前半になるとジム通いを始めたが、 当時のトレーニングは腕立て伏せ程度の刺激を、 そのままバーベルやダンベルを使って 得ようとした程度のものだったように思う。  20代後半に差し掛かると、 さすがに筋肉を追い込むことも少しすつ覚えてきたが、 それでもそのトレーニングは十分にハードであったとは言い難い。  しかしトレーニングを続け、 段々とハードにワークアウトする必要を感じ始めた頃、 私はジャズのメッカであるNYを訪れた。  そこでの経験は私にとって、 いろいろな意昧でセンセーショナルだったと言えよう。

 NYのギグ(ライブのこと)は、 概して日本でのそれより時間が長い。  しかも始まる時間も、終わる時間も遅いのだ。  何故だか知らないが平日なのに夜中まで遊び、 翌日の昼間は目の下にクマを作って歩いているような人も 多かったように思う(笑)。  しかし確かにミュージシャン連中は明らかにタフだった。  70分もの演奏を 3セットも平気でこなしている。  トリオで70分真剣に演奏するのは 普通に考えたらかなり消耗するはすだが、 彼等はバリバリにハードなセットを 3セットもこなし、 終わったあとも私に説明しながら延々練習したりしていた(笑)。  ミュージシャンとしては、 体力に自信のあった私だが、あれには参った。  し かも何だか身体のデカイ奴も多く、 そんな連中が実にクオリティの高い演奏を繰り広げていたりするので、 私はいたくこの雰囲気が気に入ってしまった。
 また滞在期間中、 私はNYのジムにも通うことが出来たが、 そのジムはかなりハードコアなジムで、 いろんな人種のトレーニーたちが日夜黙々と ワークアウトに励んでいたので、 それも大いに楽しめた。  日本人は漠然と、欧米人は背も高く、 筋肉隆々であるようなイメージを持っていたりするが、 素晴らしい身体の持ち主のトレーニングをよく観察してみると、 実は彼等がトレーニングを熟知した、 いわゆる上級者であったことがわかる。  同じように日本人のトップレベルの ビルダーのトレーニングや肉体は、 驚嘆に値する。  Tシャツを着ている時には 自分と大して違わないように貝えたのが、 更衣室で脱いだその身体は、 ひとつひとつの筋肉が驚くべき発達を見せていたし、 実際に彼等のトレーニングを見れば、 彼等がいかに怪力の持ち主であるかがわかる。  「 ああ、何て奥が深いんだろう 」 という具合に、 私はウェイトトレーニングの魅力にハマっていったのである。

 それから私はサプリメントもいろいろと試し始めた。  ホエイプロテインの摂取量も増やし、 ワークアウト後のウェイトゲインやグルタミン、 クレアチンなど、 小遣いが許す範囲で楽しんだ。  最近はサプリメント摂取を、 ウェイトトレーニング以外の目的にもうまく使えるようになった。  風邪っぽいときにグルタミン摂取で回復を図るのは、 よく知られたやり方だ。
我々の仕事は 実はかなり体力も使うので、 コンディショニングは切実な問題だ。  寝不足や疲労が蓄積した時でも、 演奏のクオリティを落とせば、 それで仕事がなくなるような厳しい世界だ。  まだ1〜2曲演奏するだけなら何とかなっても、 長い夜を乗り切るには 「アミノ酸」 や 「パワーツール」、 「エリクサー」 といった逸品がモノをいうようになってくる。  特筆すべきは演奏中の 「BCAA」 の摂取だ。  ライブの時、私のピアノの上には 「BCAA」 が置いてある。  これは必要を感じなければ飲まないが、 消耗が激しい時にはひとさじ水で流し込む。  すると疲労した頭のモヤがすっきりし、 気が付くとずっとラクに演奏しているのだ。  こうして意外にも私の仕事において、 サプリメントは切り離せないものとなっている。
そんな私にとって、LAニュートリションは心強い味方だ。  何と言っても非常に安価で、 高品質のサプリメントがメール1本で確実に届くからだ。

 ウェイトトレーニングによって私は、 長い時間ハードに演奏し続ける体力を手に入れた。  しかし最も大きな収穫は、 壁にぶち当たっても決してあきらめずに頑張り続けよう、 私にはいつでも1からやり直す覚悟があるんだ、 と思える気力、であったと思う。  “健全な魂は健全な肉体に宿る” という。  生命力みなぎる健康な肉体を実感できることは、 これからもきっと私の人生を支えてくれる、 と信じている。

  [L.A.NUTRITION 機関誌より・・・]

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